お手紙の差出人は弁護士さんからで・・・え?誰の?
私たちが購入した土地の売主さんのお父様の弁護士さんからで・・・
ややこしいけど😅
要は息子さんがお父様の承諾なく土地を売ってしまったとの事です。
私たちは息子さんに加担した、売買の手伝いをしたということで訴えられたのです。
そんな事ってある?!
そしていつも温和で争いが嫌いな夫はなぜか?躍起になって
「こちらも弁護士を付けて、土地を守ろう」とか言い出してしまい、不安で混沌とした生活がスタートしました。
月に数回の弁護士さんとの相談を重ねて約1年。
結局「お金返します」「土地返します」で終止符を打ちました。
その間子供たちの学校には引っ越し手続きの撤回をしたり、お別れ会までして頂いたので、お詫びのクッキーを配ったりと恥ずかしいやら悲しいやら、はたまた優しい言葉を頂戴して嬉しいやらで。身辺が落ち着かず子供たちを不安にさせた1年だったと思います。
かわいそうなことしたな…
私たち夫婦にとっては学びの深い1年で、夜な夜な話し合ったことでお互いを知り、価値観や人生観のすり合わせができました。
1年間の弁護士費用に、建つことのない家の設計図代など、金銭の代償は大きかったけど
それよりも得たもののほうが大きかった。
「世界の名だたる偉人は波乱の人生だったんだよ!だからあなたは大物になる!」
これを夫に言い続けて1年、私の中からマイナス思考が一切合切なくなりました。
夫を励ましながら自分を鼓舞していたんだと思います。
起こることすべてに意味があり、辛い苦しいはすべて気づきや学びになる有難いこと。
今もそれを信じてやみません。
裁判が終わり心の整理ができたころ、こんな気持ちが芽生えました…
Vol.3へ続く…
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